毎月のお給料から引かれる「社会保険料」って何?
会社員の方なら、毎月のお給料から「社会保険料」が引かれているのをご存知ですよね。でも、「これって何に使われているの?」と疑問に思ったことはありませんか?
社会保険料とは、私たちが安心して暮らすための「セーフティネット」の費用なんです。主に以下の4つの保険料の総称です。
- 健康保険料: 病気やケガをした時の医療費を3割負担で済ませたり、出産育児一時金などがもらえたりする、私たちの健康を守るための保険です。会社と従業員が折半して負担します。
- 厚生年金保険料: 老後の生活を支える年金や、もしもの時に遺族や障害を負った方を支えるための保険です。こちらも会社と従業員が折半して負担します。
- 雇用保険料: 会社を辞めた時に失業手当がもらえたり、育児休業給付金がもらえたりする、雇用を守るための保険です。会社が多く負担し、従業員も一部負担します。
- 介護保険料: 40歳以上になると負担が始まる保険で、介護が必要になった時にサービスを利用するための費用です。
これらの保険料は、私たちの生活を支える重要な役割を担っています。給与明細で金額を確認し、何のために支払っているのかを理解しておきましょう!