「人を嫌いになる」ほどコスパの悪いことはない
他人を嫌いになると様々なデメリットがあります
別に聖人君子になれっていうわけじゃないけど
他人を嫌いになるとデメリットが大きいなって思います
人の恨みを買う
人を嫌って
その人を嫌がると
嫌な人本人だけでなく
その身内や友人知人まで敵に回してしまうことがあります
嫌な人の周りには
嫌な人やめんどくさい人がついているもの
敵に回すとめんどくさい人が
加速度的に増えていくことになります
嫌いなところを探して演じなければいけなくなります
嫌いな人を嫌うそぶりを見せ続けなくてはいけなくなります
嫌いな人の嫌いなところを探して
口に出したり態度に出したり
もしも、嫌いな人がいいことをしたり
成功したりしていても
重箱のすみをつつくように
悪い部分を探したり
捏造したり
そしてそれを口にすることで
周りのまともな人から
「何言ってんだこいつ？」
「こいつ性格悪いな」
みたいに取られて
まともな人も敵に回す恐れがあります
そうなると
- 嫌な人
- 嫌な人の周囲の人
- まともな人
これだけの人間の反感を買うと
ほぼほぼ半分以上の人を敵に回してしまうことになるので
めっちゃコスパ悪いですよね
そして
性格が悪い人ってレッテルをつけられると
会ったことのない人まで
勝手に敵に回ったりします
自分のために嫌いな人のいいところを見つけよう
嫌いな人を作ると
デメリットが多すぎるので
それじゃあどうするか？
ってことなんですが
結局のところ
嫌いな人を嫌いじゃなくする
っていうことに尽きると思うんです
そのために
嫌いな人の嫌いなところだけでなく
「ハゲ散らかしてるけど金持ってんな」
とか
「キモイけど親切にしてくれたな」
とか
「性格悪いけど、私のことは何も言ってないな」
とか
いいところを見つけて
相殺するようにする努力をするべきだと思うんです
これって
他の誰かができない
自分でするしかないことなので
もちろん
自分に対して冷たくあたったり
実害がある人のことを好きになる必要はないけど
「なんかこの人嫌いだな」
とか
「生理的に苦手」
とか
ざっくりとした嫌いっていう感情なら
ある程度は対処できるかなって
どうしても無理なら心の中にしまっておく
「この人嫌い」
って口に出して言ってしまうと
どうしてもその後も
「その人のことを嫌いな自分」
を演じて生きていかなきゃいけなくなるので
可能な範囲で口に出さないこと
それだけでも
ずいぶんとコスパ良く生きられるのかなって
思ったりするのです
